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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

Emacsを26.1にアップグレードした

eglotというlspのクライアントを使いたくてEmacs 26.1を入れた。なんかめっちゃ苦労した。辛いのでvscodeとかに脱出したくはあるが、慣れ親しんでいて完全脱出は無理かもしれない。 インストール 最初はEmacs 25.3/26.1 を EMP版で快適に使う - Qiitaを参考…

乳幼児の身体の発達の仕組みを学ぶ - 「やさしく学ぶからだの発達」読んだ

自分の子供が身体の発達に苦労してまして(1才の時点でおすわりが出来ず、専門病院を勧められて通っている)、病院に行くにしてもその辺りの知識を前提として持っておきたいなと思い「やさしく学ぶからだの発達」という本を読んだ。やさしく学ぶからだの発達作…

エンジニアと1on1をするときの事前面談シートテンプレート

はてなのチーム横断のエンジニアメンター制度 - Hatena Developer Blog で紹介していますが、はてなにはチーム横断のエンジニアメンター制度があります。僕も最近までメンターとして5~6人ほどのメンティーを持っていました(今は事情があってメンターをやって…

Karabinar-Elementsを使って特定のアプリケーションの時だけキーを入れ替える

IntelliJ IDEAを使っていて、バックスラッシュを入力したいのに円マークになって困っていた。また対応方法として、 IntelliJでバックスラッシュ - トミールの技術系日記 JetbrainsのIDEでバックスラッシュがデフォルト入力にならない - Qiita あたりの記事も…

sbtでjava.lang.OutOfMemoryError: Metaspaceで死んだ時は

自分用の雑なメモ。正確性は不明。 原因 sbt -helpしてみると、sbtは-memのデフォルトが以下のように設定されている。 -mem <integer> set memory options (default: 1024, which is -Xms1024m -Xmx1024m -XX:ReservedCodeCacheSize=128m -XX:MaxMetaspaceSize=256m)</integer>…

意思決定の精度を上げるプロセスを知る - 「決定力!」を読んだ

最近いろんな種類の意思決定をする機会が増えてきた。そういう状況の中で精度の高い意思決定をするための良いプロセスがあるのか気になったので、「決定力!」という本を読んだ。[asin:4152094036:detail]この本は意思決定を行うためのプロセスと、それぞれ…

「イシューからはじめよ」再読

イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」作者:安宅和人英治出版Amazon最近仕事で「やるべきと思うこと」が溢れてきて良くない傾向になっていたので、「本当にやるべきこと」を見極める方法を知りたく、昔読んだことのある「イシューからはじめよ…

ストレングス・ファインダーをやった

自分の強みを改めて知りたいなと思ってやってみた。さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0作者:トム・ラス日本経済新聞出版社Amazon 強みトップ5は次のものになった。 1. 個別化: 個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つ…

「初速思考」再読した

最近仕事で新しい領域のことをやり始め、新しいことの連続で全然思考が追いついてない。思考が追いついていないためか、うまく仕事から学べていない実感もある。これはいけないと思って、そういえば知識の定着の方法として参考になるよと紹介されて読んだ本…

ISUCON8予選を突破した

id:hitode909とid:takuya-aとチーム「ディメンジョナルハイソサイエティぬれねずみ」としてISUCON8に参加し、40867点で本戦に行けることになった。ISUCON初参加でいろいろ不慣れではあったが、なんとか本戦に行けて嬉しい!サーバ複数台構成かつボトルネック…

「OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法」読んだ

OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法作者:クリスティーナ・ウォドキー日経BPAmazon読んだ。OKRのエッセンスについて短時間で学べたので良かった。前半にOKRを導入したら一回失敗して、その後やり方を変えたら成功したという小説…

builderscon tokyo 2018最高でした!

builderscon tokyo 2018に行ってきました。最高でした!トークも面白いネタが多かったのだけど、何より久しぶりに会う人と最近の困り事などについて雑談したり、ネット上でしか知らない人と新しく話せたりといったことが出来たのが本当に良かった。YAPCから…

「世界のエリートがやっている最高の休息法」読んだ

「超ストレス解消法」読んだ - $shibayu36->blog;、 ストレス軽減するためにやりたいこと - $shibayu36->blog;あたりの一環で読んだ。世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる作者:久賀谷 亮ダイヤモンド社Amazonこの本は…

ストレス軽減するためにやりたいこと

最近色々慌てていて、ストレス溜まりすぎていたなと思ったので、なんとかして軽減したい。以下のことをやってみたいと思う。 マルチタスクが苦手で、全然回らないのをストレスに感じていたので Slackのチャンネルの通知を重要なチャンネルでもメンションだけ…

「超ストレス解消法」読んだ

この前知人とランチしていて、最近めちゃくちゃストレス溜まっていたのだなという自覚を得たので、その知人に紹介された「超ストレス解消法」という本を読んだ。「タイトルめちゃくちゃ胡散臭いけど良い本だよ」と言われていたが、本当にそのとおりだった。…

macでの定期実行はcronじゃなくてlaunchdを使う

手元PC(mac)で、スクリプトを定期実行したいときにどうするんだろう?という気持ちになり、いろいろ調べたところcronとかではなくてlaunchdを使ったら良さそうらしいと知ったのでメモ。 定期実行をlaunchdを使って登録する launchdで定期的にスクリプトを実…

人事の仕事の全容を知る - 「人事管理入門」読んだ

評価制度などの仕組みを考えるにあたり、一度人事関連の教科書を読んで全容を知らないといけないなと思ったので、おすすめされていた「人事管理入門」を読んだ。マネジメント・テキスト 人事管理入門<第2版>作者:今野 浩一郎,佐藤 博樹日本経済新聞出版Amazo…

パターンから組織改善のきっかけを得る - 「組織パターン」読んだ

組織の勉強の一環として「組織パターン」読んだ。組織パターン作者:James O. Coplien,Neil B. Harriosn翔泳社Amazonこの本は、チームや組織が、よく陥る問題とその解決策について、組織パターンという形でまとめて教えてくれる。パターンは パターンの名前と…

雑誌で続きを楽しみにしている漫画たち

最近気づいたら漫画の雑誌やアプリを毎日めちゃくちゃ読んでいることに気づいた。そこでこの機会に毎回続きを楽しみにしている漫画たちを紹介したいと思う。読んでいる雑誌やアプリは ハルタ 週刊ヤングジャンプ 週刊ジャンプ モーニング 月刊アフタヌーン …

人為的選択で自然淘汰でない組織変化を起こす - 「殻 脱じり貧の経営」を読んだ

組織論や経営への興味関心から、「殻 脱じり貧の経営」を読んだ。殻―脱じり貧の経営作者:高橋 伸夫ミネルヴァ書房Amazonこの本は、会社がじり貧に陥る理由を「殻」という概念を提唱し説明してくれる。また最後にじり貧に陥った会社がどうやってそこから脱出…

puppeteerを使ってBOOTHの注文ごとの未発送商品を一覧化する

最近妻が通販のためBOOTHを使っている。それでそろそろ発送するかと思っていたところ、BOOTHの注文一覧では、購入者名や金額は表示されているものの、購入した商品が表示されていない。購入した商品を確認するためには注文詳細を一つずつ見るしかない。これ…

「組織論補訂版」読んだ

blog.shibayu36.org第Ⅰ部を読んだあと、結局一気に読んだ。組織論 補訂版 (有斐閣アルマ)作者:桑田 耕太郎,田尾 雅夫有斐閣Amazon正直かなり難しくて、読むのが非常に大変だった。ただその分、組織の成果や諸問題を起こす背景となる知識を得られたと思う。こ…

dockerの公式のGet Startedのドキュメントが今のコンテナ技術の概念をいろいろ学べてお得

https://docs.docker.com/get-started/をやってみたのだけど、今のコンテナ技術の概念をいろいろ学べてお得だった。 Orientation and setup | Docker Documentation で、コンテナとVMの違いって何?というのが分かる Redirecting…でpythonのwebアプリを動か…

「組織論補訂版」第Ⅰ部 組織論の基礎を読んだ

組織のことを体系的に学習したいと思って、組織論補訂版を読んでいる。組織論 補訂版 (有斐閣アルマ)作者:桑田 耕太郎,田尾 雅夫有斐閣Amazon組織の理論を体系的にまとめられているので、非常に知識が得られる。一方で専門性も高く、読みながら自分できちん…

世界にインパクトを与え続ける企業とそれ以外を分ける要素を知る - ビジョナリー・カンパニー読んだ

最近、経営戦略だったり組織戦略だったりに興味が出てきたので読んだ。ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則作者:ジム・コリンズ日経BP社Amazon控えめに言って最高だった。どのくらい最高だったかというと、読み終わったあとにこの本に書いて…

良い制度には「カイゼンループ」が組み込まれている

最近いろんな制度や仕組みを見ていて、良い制度には「カイゼンループ」が組み込まれているなと感じた。(カイゼンループは、トヨタの「カイゼン」と、繰り返しの「ループ」を組み合わせて、勝手に造語してみた)カイゼンループとは、制度・仕組み・関わる人・…

Emacsで現在見ている行を変更したPRを開けるようにした

このコードどうしてこうなってるのかという経緯を知りたい時、git blameなどのコマンドを利用することが多い。しかし、git blameだとその行を変更したcommitが分かるだけであり、経緯が結局分からないということがよくある。そういう時にその行を変更したPR…

Play Frameworkのサーバ立ち上げ部分のコードを追いかける

Play Frameworkとsbtを使っていて、sbt runを実行した時にどういうことが起こっているのか、compileしたときのmain関数はどこにあるのかあたりが分かってなかった。この辺が分かってないと、開発でrunしている最中に変な挙動をした場合のデバッグや、本番ア…

AWSのVPC非対応なEC2/RDSをVPC内に移行した手順 - PrePANのインフラマイグレーション

http://prepan.org/ というサービスを運営している。このサービスはインフラ周りにAWSのEC2とRDSを使っている。このサービスが立ち上がったのが2011年あたりなのだけど、この時EC2とRDSはまだVPCがない時代(EC2-Classic)で、VPC非対応なEC2/RDS(t1.micro)で…

「ヤフーの1on1」読んだ

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法作者:本間 浩輔ダイヤモンド社Amazon1on1とかメンタリング関係の本を読み漁っている一貫で読んだ。この本の中で参考になったなーと思ったのは1on1チェックというアセスメントを取り入れて、3ヶ月に1…