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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

プログラマの数学を読んで、数学の初心を思い出した

 プログラマの数学を読んだ。


 この本ではプログラミングに関わる数学について(例えば論理や再帰的な構造など)、わかりやすく説明がされている。
 内容についてはある程度知っていたことが多かったが、それより文章の進め方を見て、高校時代に数学が楽しいと思っていた自分を思い出した。


 最近は数学勉強するのすごくだるくて、それは大学時代にわけわからない数式を突然見せられて、全く解けないみたいなのを繰り返してたからだった。でも今思い出すと高校のときは、数学の勉強するのすごく楽しくて、自分で数式作って遊んでたりしてた。
 プログラマの数学は、基本的に小さいところから初めて、その規則性を見つけ、それを一般的な数式に変えるというのが、一章ごとで行われていた。例えば、100個の中から20個選ぶ組み合わせの問題を、最初は5個から3個選ぶという小さい問題に変えて、その後少しずつ数を増やしていくことで、規則性を見つけ、最後にcombinationの公式を出すみたいな感じ。
 こういうこと、昔は自然とやっていて公式とか暗記しなくても、大体自分で公式作れるみたいな感じでやってたから、数学は面白かったんだと思う。でも最近はそういうことしなくなってて、公式を暗記しないと解けないみたいな感じになってた。だから今回プログラマの数学を読んで、久々に昔の数学に対する気持ちみたいなの思い出した。


 この本の対象としてはプログラマみたいな感じではあるが、非常にわかりやすく面白いので、数学を学びたい人だったらざっくりと読んでおくと良いと思った。


 今回の読んで少しプログラミングに関わるアルゴリズムや統計などに興味が出てきたので、次の本とかも読んでみようと思った。