子どもへの注意がだんだん怒りっぽくなってきてしまい、もっと良い注意の仕方を学びたいと思って「どならない練習」を読んだ。
この本では、子どもへの注意の仕方を「青カード(やるべき行動)」と「赤カード(やらない方がいい行動)」の2種類に分けて整理している。たとえば青カードには「代わりの行動を教える」「一緒にやってみる」「気持ちに理解を示す」「ほめる」などがある。赤カードには「あいまいな指示」「否定形(禁止)」「脅す」「質問風の攻撃」「長い説明」などがある。完璧を目指すのではなく、赤カードが出そうと気づいたら余裕がある時はちょっとずつ青カードに変更すると良いよと書かれている。
この本で良かったなと思うのは、ひたすら注意する状況の練習題が出されて、それに対して青カードを使ったらどうなるかを考えるという形式だったこと。たとえば「【場面】お菓子売り場へ猛ダッシュ! そんなとき、なんて声をかける?」というような状況を出され、「代わりの行動を教える」カードで言うならどうなるかを自分で考えるという形式。実際にやることで注意の仕方が身に付くので良かった。
実際に意識してみると、やっぱり「〜してはダメ」と言うより、肯定形にして「代わりに〜してね」と言った方が子どもも話を聞いてくれるなと感じる。他にも大人なら当たり前のことでも「良い行動として褒める」をやっていると、確かにその行動が増えていそう。
良い本だったので、子どもと接していて「最近いつも怒ってしまっているな」と感じている人におすすめ。
