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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

PrePANのローカル開発環境を整えやすくしました

 id:antipopさんが作ったCPANモジュールのレビューサイトのPrePANですが、https://github.com/CPAN-API/prepan/ で全てOSSとして公開されているので、pull requestを送ってもらえれば機能を追加することが出来ます。とはいえ結構ローカルの開発環境を作るのが大変な状態だったので、セットアップ用スクリプトやドキュメントを整理して、開発環境を整えやすくしました。

 README.mdに書いてありますが、ここでも手順を解説します。

cloneする

 まずはclone。

$ git clone git://github.com/CPAN-API/prepan.git
$ cd prepan

setupスクリプトを実行する

$ script/setup.sh

これでだいたいセットアップ終わります。内部的には自動的に以下のことをやってます。

  • cartonが入ってなかったらインストール
  • cartonで依存モジュールをインストール
  • 開発用テスト用のDBをセットアップ
  • 開発用に必要な設定ファイルをコピー

既にセットアップしているかどうかをチェックしながら実行してるので、何回実行しても大丈夫です。

OAuthの設定をする

 あとPrePANではTwitterGithubのOAuthをログインで使っているので、面倒ですがこのセットアップだけしないといけません。詳しくはREADME.mdに書いてありますが、以下の条件を満たすTwitter Applicationを作る必要があります。

  • Read and Write権限
  • ログインに使う権限
  • ブラウザアプリケーション用であること

作った後はconfig/development.plにconsumer keyを入力したらセットアップが終わりです。

サーバ起動

あとはサーバ起動したら開発できます。

$ carton exec -- plackup # can access http://localhost:5000/

まとめ

 こんな感じでセットアップ出来ます。簡単ですね。
 検索機能(+ RSS)とか、コメントにmarkdown使えるようにするとか、レビューリクエストとか、oEmbed対応とかいくつかやりたいことあるんですけど、なかなか手を付けられてないんで手伝ってくれる人いたら嬉しいです。