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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

Webサービスの実践としてのブログ

 仕事でWebサービスを作ったりしていると、PVを増やすにはどういうコンテンツを作っていけばいいかとか、analyticsでどうやってある事柄を調査するかとか、広告のクリック率をどうやったら伸ばせるかとか、そういう知識が必要になることがある。そのたびにいろいろ勉強したりするのだけれど、理論だけ見ていてもいまいち身につかない。じゃあ仕事で扱えるWebサービスを見ようとすると、数字が大きすぎたり、いろいろなところから流入があってどこから見ればいいかわからない。
 それで、もうちょっと小さめなデータないかなと思っていたところ、自分のブログで書き続けてある程度アクセス数が稼げれば、それを使って実験・実践を行い、勉強できるなーと思い始めた。

実験

 最近はアクセス数がそれなりに増えてきたので、少しずつ実験してみたりしている。例えば最近だと以下の様な実験をしてみた。

  • はてなブックマークのトップにのると、リアルタイムの閲覧数がどの程度になるか
    • これはgoogle analyticsのリアルタイムレポート見ると分かる
    • リアルタイムレポート見ると現在どのような傾向があるか、ざっくりわかるので便利
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  • adsenseの位置や色を変えた時にCTRなどがどう変化するか
    • CSSを調整した上で、google adsenseのCTRなどを一週間単位で見ると出来た。もしかしたら広告のABテストみたいなのも出来るかもしれない。
  • 一番下に関連記事をおいた時、どのような経路を辿ってくれるか
    • これはanalyticsを使ってコンテンツの経路を見たり、ページのクリック率を見ると良さそうだった
    • コンテンツ > すべてのページ > ナビゲーションサマリーとかページ解析

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まとめ

 普通に仕事でWebサービスの仕事をしていると、それなりにPVが多くて、何から始めるか分からなかったけれど、自分のブログでこの辺りの検証をしていると、これまで知識として得ていたものの実践を手軽に行うことが出来て、Webサービスを作るための肌感覚みたいなのが学べた。
 どんなことでも知識のない内は小さいものから初めて、感覚がつかめてきたら徐々に大きいものを扱うみたいなほうが良いのかなーと思い始めました。