を読んで、なんとなく気分が高まったので、自分の学習のことについて書いてみる。
以下の様なことを書いているつもり。
- 勉強は実践につなげると知識が定着すると思っている
- 実践課題を探すのではなくて、実践の目処のあるものを勉強する
- 一番簡単な実践課題として、自分の言葉でまとめ直すということをしている
実践に繋げる
僕は勉強する時は、いろいろ本を読んだり、情報を調べたりして、まず知識をつけようとすることが多い。ただし、それだけだとだめで、実践しないと知識が定着せず、どんどん忘れていき、結局意味ないということになる。実践大事。
大事なのはわかってるんだけど、実践するのは意外と難しい。本に練習問題あったりすることもあるけどあんまり面白くないし、良い実践課題を見つけるのも結構難しい。
そこで最近は実践するために以下のことを意識するようにしている。
- 実践の目処があるものを学ぶ
- 自分の言葉でまとめ直す
実践の目処があるものを学ぶ
最近は、実践するものを探すのではなく、実践の目処があるものを学ぶというという方向のほうが良いのでは、と考えている。
実践の目処があるものって何かって考えたときに
- 今まさに必要なもの
- 今非常に興味があるもの
のどちらかを学ぶと良いのではないかと思った。
今まさに必要なものというのは分かりやすい。仕事でもプライベートでもなんでも良いのだけれど、今まさに取り組んでいる課題の中で知識が足りないと感じているものを学習する。必要なものを学ぶ時は、実践を探す必要が無くて、取り組んでいる課題自体が実践となる。
僕の例で言えばそこそこユーザ数が多いWebアプリ作らないといけないときに、DB周りがネックになりそうだったので、MySQLのインデックスの話学んだりした。そうすると実際にそれを作る中で、問題が起きたり、それを解決する方法を学んだ知識から考えたりできるので、それ自体が実践課題になった。
今非常に興味があるものというのは、直近で必要ではないのだけど、自分が本当に学びたいと思っているもののこと。自分が非常に興味があるものであれば、あんまり深く考えなくてもどんどんやりたいことが出てくるので、それを実践課題として利用できる。
僕の中で「非常に興味がある」という閾値は結構高めに設定してて、学習してるときに、今学習してると思わないくらいに興味が有ることしかやらないようにしてる。例えば、AWSでのインフラ構築とかChefみたいなツールは仕事では使わないので必要はないのだけれど、その辺りに非常に興味があったので勉強したりした。この時、単にそのツールを動かしているだけでも楽しかったので、あんまり勉強と思わずにいろいろ手をつけることが出来た。
まとめると
- 実践するものを探すのではなくて、実践の目処があるものを学ぶようにしている
- 実践の目処があるものは、今必要なものか興味があるものだと思い、そういうものを選ぶようにした
自分の言葉でまとめ直す
出来るだけ実践が出来る物を学ぶといったけど、とはいえ物によっては、実践のタイミングを逃してしまったりすることもある。そんな時どうしたら良いだろうと考えた時、一番簡単な実践課題として、自分の言葉で一度勉強したことをまとめ直すということをすると、頭の中が整理されて少し知識が定着するのではないかと思った。
そこで僕は何かを学んだ時、それを必ずブログとかにまとめ直すようにしている。まとめ方はなんでも良くて、自分の好きなようなまとめ方をしたら良いと思うけど、コピペではなく自分で構造とか整えなおしてまとめた方が良い。とにかく自分の言葉でまとめるというのが大事。
例えば
- MySQLまわりをたくさん調べたので、一言コメントとともに自分が良いと思ったエントリだけをまとめた
- Dockerの差分管理周りが気になったので、AUFSやLXCについていろいろ学んだ結果をまとめ直した
- 本を読んで一つでもおもしろい内容があったら、必ずブログに書くようにしている
みたいな感じ。
せっかく学んだのだから、少しでも身につけたい。そのために簡単にまとめ直すのは、かかる時間がそんなに多くない割に学習効果高いような気がしている。
まとめ
時間は結構限られているので、何か学ぶ時は出来るだけ役に立つ知識を効率的に学びたい。今回は上のようなことを書いたけど、他にもいろいろやり方がありそう。こういうことに気をつけているということがあったら教えて下さい。