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株式会社はてなでエンジニアをしています。プログラミングや読書のことなどについて書いています。

「イシューからはじめよ」を読んだ

tech book

最近やることがたくさんあってどうしたら良いか分からなかったので、同僚の薦めもあって「イシューからはじめよ」を読んだ。結構面白かった。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

この本には、やるべきことがたくさんあった時に、タスクをやる効率をどんどん上げていくという方向にまず走るのではなく、その中で重要なイシューを見極めてそれを重点的に取り組むべきである、というようなことが書かれていた。とにかくやるのではなく、まずやることを見極めよみたいな感じ。確かに忙しい時はとにかくやるとなりがちだけど、とにかくやっててもあんまり成果が上がらないことがあるので、まず見極めないといけないと思った。

この本の中で

  • 悩まずに考える
  • 「これは何に答えを出すものなのか」を明確にしてから問題に取り組む
  • 一次情報を死守

という言葉が印象に残ったので、それについて書く。

悩まずに考える

この本の中に、悩むと考えることは違うことで、悩むのではなく考えるべきだと書かれてあった。

この本では、

  • 悩む = 答えが出ない前提で「考えているふり」をすること
  • 考える = 答えが出る前提で、建設的に考えること

という風に定義付けていて、違いは答えが出るか出ないかというところにある。


自分を省みてみると、最近は単にぼんやりと「何かがうまくいってない、困った」とか思っているだけで、実際にそれに対して考えているつもりだったけど、答えを出そうとしていたわけではなくて単に落ち込んでいるだけみたいな感じだったので、今から考えると単に悩んでいただけなんだなと思った。

また、10分ほど考えて埒が明かないようであればそれは悩んでいる可能性が高いので、一度考えるのを止めたほうがいい、と書いてあって、悩んでるのか考えているのかよく判断できない時点ではこういう基準を持っておき判断するのは良いなと思った。

「これは何に答えを出すものなのか」を明確にしてから問題に取り組む

何かを行う前に、必ず「これは何に答えを出すものなのか」を明確にしてから問題に取り組んだほうがいいと書いてあった。これは上で書いた悩むな考えろみたいなのとつながるところがあって、先に何の答えをだそうとしているのか意識しておくことで、自然と悩むというところにいかなくなりそうと思った。

実際に仕事でも、なにかやり始めたはいいものの時間が経つにつれ、その目的が見失われ、ただTODOだけが残るということがある。例えば、今の導線などでは初心者ユーザが最初に何をすべきか見失うことを解消するために、サイトリニューアルをしようとと思い立った時に、それを明確にしておかないと最終的にサイトリニューアルというTODOだけが残り、目的が見失われるというような感じ。

タスクの大小はあるけど、どのようなものでも、「目的が初めから無い」は避けたいし、「目的が見失われる」のも避けたい。そのため、必ず「これは何に答えを出すものなのか」を明確にしてから問題に取り組むにしたい。

一次情報を死守

何をするか見極めるため、もしくはイシューに対して良いアウトプットを出すために、必ず誰にもフィルタされていない一次情報を死守するべきだと書いてあった。現場で何が起こってるか見て肌で感じないと、そもそも理解できないような事柄があるので、そうするべきだということらしい。

一次情報というのは、例えば

  • Webサービスを作っている場合、そのユーザへのインタビューとか
  • 企業向けサービスを作っている場合、顧客へのインタビューとか

などがあたり、他の人がまとめたレポートとかは二次的情報にあたる。


レポートとか報告とかそういうのを見ただけで「分かった気になる」ということが、たまにある気がしたので、これは気をつけないといけないと思った。

まとめ

これまで自分は変に全部きちんとやろうとしすぎて忙しくなっていると思った。ちゃんとやることを絞れていると思ってたけど、そうではなかったのかも。これからそのあたりを軽減するために、タスクをこなす前に見極めるという姿勢を取っていこうと思った。

他に近いネタを扱っているように見えたインバスケット思考の本や、他にもおすすめされた初速思考って本も読んでみたい。

初速思考 30代で一気に突き抜ける人の集中戦略

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