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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

ピラミッド原則を実践で学ぶ - 「考える技術・書く技術 ワークブック<上>」を読んだ

前回「考える技術・書く技術」を読んで、書く・考える時に役立つピラミッド原則というものについてもう少し理解を深めたくなった。そこで、実践形式で書き込みながら学べる「考える技術・書く技術 ワークブック<上>」を読んだ。

この本は「考える技術・書く技術」での1章〜5章に書かれたルールを、実際の文章を使って適用していきながら学んでいく本だ。「考える技術・書く技術」を読むだけだと、ピラミッド原則の重要さは分かる一方で、じゃあどうやって使ったら良いかということはよくわからなかった。そのため、この本で実践すると知識が補完されて良い。

僕は「考える技術・書く技術」を読んでから、ワークブックに取り掛かった。しかし、実際には「考える技術・書く技術」を読みながらワークブックをやるというほうが効率も良く、おすすめだと思った。


この本を読んで、ピラミッド原則という、「文章を書く前にはまず自分の考えをピラミッド型に並べていき、その後に文章にする」重要性について理解出来た。しかし、自分はいろんな文章を書く前にピラミッド構造をきちんと作るとまではしないかなと思う。

一方で書く前に言いたいことをまとめましょうというのは最もだと思う。そこで、もう少し簡易的に今後は以下のようにしていくかなーと思った。

  • 箇条書きで書きたいことをとりあえず並べてみる
  • ピラミッド構造というか見出し構造に並べてみる。この時点でテーマから外れているものは削除する。
  • 見出し構造に従って書いてみる。ただし、途中でいまいち文章がまとまらなかったとしても、あまりにもおかしくならない限りは、とりあえずそのまま書き続ける。
    • ここですぐに構造整理に戻ってしまうと、ドツボにはまることも多いため
  • 書いた文章を読みつつ、構造のわかりにくい部分を整理する。ここで、見出しもがらっと変えたほうが良いと思ったら変えてしまったら良い。