読んだ。非常に面白かった。自分はエッセイやノンフィクションの本は読んだことはあまりなかったのだけど、今後はいろいろ探してみようかなと思うくらいに面白かった。
著者が1日を50円で売ったことで出会った人たちと会話している内容や、それについて著者がどう思ったかなどが、この本に書かれている。発達障害の子供、ニューハーフ、キャバクラの人、地方議員など、本当にいろんな価値観を持った人たちと出会っていて、しかもそれぞれでネットやテレビの情報などではない生の声が聞けているのが良かった。これを読んでいると、自分もまだレッテルを貼っていることがあるなあと思う。
個人的に好きだったエピソードは、「ニューハーフと、デート」という話。LGBTの割合が13人に1人もいるとは思ってもいなくて、左利きと同じくらいの人数と同じだし、マイノリティとはなんなのかという気持ちになった。
とにかくおすすめ。興味があったら是非読んで欲しい。