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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「ウェブ小説の衝撃」読んだ

ウェブ小説のドメイン知識を知りたかったので読んだ。

印象に残ったのは以下の二点。小説家になろうで小節ごとのアクセス数が公開されていることで、版元が判断しやすいという効果もあるのだなあと思った。

  • ウェブ小説であれば、書籍を出す前から人気度合いが分かるため、版元が判断しやすい
  • ウェブ小説であれば、書きながらすぐに反応をもらえるため、書き手が高速に改善を進めやすい

読書メモ

  • 今は紙の雑誌には小説をプロモーションする力がない 16
  • ウェブなら書籍化する前から数字が見えているので、部数などに参考になる数字が既にある 23,24
  • ジャンル小説の楽しみとはあるフォーマットを前提に差分を楽しむもの 48
  • アクセス数が可視化されているおかげで、版元が判断しやすくなる 59
  • ウェブ小説であれば作者が仮説検証を回すことができる 60
  • なろうの書籍化は初速がよく、回転率が良く、利幅が大きかった 115
  • 認知される成功例はターゲットxコンテンツxチャネルの三つの点を抑えている 126