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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

kindleで本がセールっぽいのでいくつかポチった

最近、Kindleのセール情報をどうやってゲットしたらいいのか考えた結果、欲しいKindleの本はwishlistにガンガン突っ込んでいっていて、たまに値下げした商品で絞り込んで見てると気づけるということがわかったのでそうしている。自分の中で買うときはwishlistに入れたもので40%値下げしたものは全部買うというルールで運用している。


今日適当に見てたら、なぜかいろいろ40%以上のセールしてたのでいくつかポチってみた。あと幻冬舎の本が結構値下げしてるっぽい。買ったのは以下。

プログラミングの心理学は、ソフトウェア開発の心理的側面について書かれた本っぽくて、名著としていろんなところで聞くので買った。マネジメントの役にも立ちそう。


[asin:B00M17J17S:detail]

東浩紀の書いてる本けっこう好きなのと、ネタがまあ仕事とある程度関わりがありそうなので買ってみた。


[asin:B00MQJYARC:detail]

ドルマネジメントだけでないもうちょっと経営戦略的な考え方も見ておきたいと思って、適当に評価高そうなのを買ってみた。


読みたい本あまりにも多くて困るけど、Kindleはけっこうな頻度で値下げしてくれるのでありがたい。wishlistで値下げ情報ゲットするの便利なので使うと良いと思います。

「超簡単 お金の運用術」読んだ

最近、興味関心から経済とか金融の勉強をし始めたのだけど、身に付けるためにもっと実践的なことしておきたいと思っていた。実践的なことって何かなと考えた時に、まずは投資とかをして経済や金融の感覚を身に付けたら良いかと考えた。昔、投資の勉強しようと思って買っていた本が数冊あるけど、結局実践までいかなかったなというのを思い出したので、昔の電子書籍化したデータを漁って良さそうだった「超簡単 お金の運用術」をまず読んだ。

この本けっこう参考になってよかった。

まず、投資対象はいろいろあるけど、とりあえずこうしておけば良いという結論を3つくらい最初のほうで紹介してくれていて、なぜそういう結論になるのかの説明を後からするという構成が良い。投資というのは始めるときが一番勇気がいるので、ひとまずここに書かれている運用方法で始めてみて、それからもっと勉強していく、みたいなことができそうに感じた。

本の中で自分の立場を明らかにして、そっちにバイアスが掛かってますよときちんと宣言しているのも良い。投資系の本って、基本的に餌をちらつかせてカモを増やそうとしているように見えるような本が多いような印象(偏見)があるのだけど、この本にはそういうものをかんじなかったので、ある程度信用できるなあと感じた。


あ一つの本を見てそれだけを信じるというのは、さすがに自分の信条に反するので、数冊くらい読んでみて、まずはやってみるというのをしたい。そうすればもう少し経済や金融に敏感になれるのかなあと感じた。


他に読んでみたい本としては、普通にこの本の改訂版を読んでみたいのと、橘玲さんの本を読んでみたいと思った。

「玩具修理者」読んだ

角川セールで安く手に入ったので読んだ。けっこう面白かった。

この本の中には玩具修理者という話と、酔歩する男という話が二本立てで入っている。ホラー文庫というくくりなのだけど、両方共なんとなくじわじわ来る怖さという感じ。驚きの怖さみたいなのはない。

玩具修理者の中では、「生物と無生物の違いはなんなの?」という問いかけをしている部分が結構面白かった。どこまでなら壊れてても直せて、どこからは壊れてたら直せないの、みたいな。昔「生物と無生物のあいだ」という本を読んで面白かった記憶があるけど、どういう話になってたか忘れてしまった。また暇な時にでも読んでみたい。

酔歩する男というのは、タイムトラベル系の話なんだけど、またこれも独特な感じにタイムトラベルを定義してくるのが良かった。タイムマシンとかではなくて、そもそも時間は連続的ではなくて、人間に時間を連続的にとらえる能力があるだけだと定義して、その能力を削るとどうなるのか、タイムトラベルが出来るのではないかみたいな感じで話が進んだりする。最初はなんか訳の分からないおっさんが話し始めたという気持ちになるんだけど、徐々に徐々にその詳細が話されてくるのでけっこう面白かった。最後はけっこう後味が悪い。


なんか良い小説もっと読みたい。最近は面白いラノベにも興味がある。ラノベのおすすめあったら教えて下さい。