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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

最近の本の読み方

 最近はいろいろな本を読んでる。でもぼーっと読んでるだけでももったいないので、ある程度どんな本を読むのかとか、読む時はどうするのかとか、読んだあとどうするのかというのを決めて読んでる。

どんな本を読むか

 大学の時は時間もあったせいかとにかく乱読が好きで、適当に本屋に行って、新書コーナーをひと通り歩きながら10冊くらい気になった本を買って、それを二週間位で読むみたいなことをしてた。最近はそこまでやる時間もないし、もうちょっと読む本を絞って読んだりしてる。

 最近意識してるのは、今経験していることに関連する本を読むみたいな感じ。例えば自分のチームでペアプログラミングがあんまり有効に活用できてないなーと思ったらペアプロの本を読んだり、なんかスケジュールがきつきつでしんどいなーと思ったら見積りの本を読んだり、コードレビューするときにクラス設計についてうまく言語化出来ないなーと思ったらオブジェクト指向の本を読んだりする。

 なぜかというと、結局今経験していることに関連する本を読まないと、なんか自己満足みたいな感じにぼーっと本を読むだけに終わってしまって、結局1ヶ月くらいしたらその本の内容忘れてるみたいなことがよくあったから。今経験していることに関する本を読むと、今問題が起こっているのはこのせいなのかーとか、この本にはこう書いているけど今のやり方ではこの一部分だけしか適用できないなとか、そういう関連付けをしながら読むことができて、頭にすっと入ってくる。

 うまく本の内容と自分の経験と結び付けられた時には、「この本はいい本だ」と思うことが多いし、その後もなぜか重要なポイントは覚え続けてる。逆にそういうことがないと一瞬で内容忘れる。うまく結びつけながら読みたい。

読む時どうするか

 よく読む時はマインドマップをつけようとか、本に書き込もうとかいろいろ言われることもあるけど、僕は印象に残ったことのひとことメモとそれが書いてあったページ数くらいをメモするくらいしかしてない。メモ取る時はPCとか触ると集中力切れるので、手書きでメモってる。

 以下は今読んでる「アジャイルな見積りと計画づくり」のメモの一部。手書きでメモってるし、なんかいろいろ書くのだるいので、自分だけ理解できるくらいでメモってる。

見積り誤差 … 26,27
ユーザにとって必要なフィーチャーで見積もる … 44
一日の作業時間 … 196

読んだあとどうするか

 良い本を読んで印象に残ったとしても、どうせ数ヶ月くらい経ってしまうと印象に残った部分も忘れるので、上のメモから適当なブログを書くっていうのはするようにしてる。内容自体は適当で良くて、あとで自分が読み返してなんとなく分かればそれで良いくらいの適当さで書いてる。

 最近だとこんな感じ。

 ブログに書くのは結構良くて、書くだけでもなぜか頭のなかが整理されたり、あとから軽く見直すと非常に参考になることが多い気がしてる。

まとめ

 本読むやり方いろいろあると思うけど、なんか読みながらいろいろするのあんまり好きじゃなくて、もうちょっと気軽に読んでる。とはいえ適当に読み過ぎるとなんか見てるだけみたいな雑な感じにはよくなるので、最低限このくらいはしようみたいなのは決めてる。

 最低限っていうのはこのくらい。

  • 今経験していることに関する本を読む
  • キーワードとページ数くらいの適当なメモを取る
  • メモから適当なブログを書く

 なんかいろいろ書いたけど、だいたい今困っていることはどこかの本には書いてあるし、読まないよりは読んだほうがいいので、あんまり読み方にはこだわりすぎずどんどん読んでいこうという気持ちになった。