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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「デッドライン」読んだ

最近プロジェクトマネジメントをちゃんと学ぼうと思って色々読んでいる。今回はデッドラインを読んだ。

読み物として普通に面白かった。また「チームの結束については、既存のチームを探して利用する」「新しい仕事を引き受ける意欲のある結束の固いチームは、プロジェクトの成果の一つとみなす」辺りは新しい観点に触れられたと感じてよかった。

読書メモ

* 脅迫は、結果を挙げさせる手段としては不完全である。どれほど強い脅しをかけても、最初に割り当てた時間が足りなければ、やはり仕事は完成しない 823
    * 気づき: 「もう少し〇〇してほしい」というのも一種の脅迫だと思う。それをやりたいと思うような理由をうまく作る必要がある
* 新しく採用した人材には、1回は実証済みの能力レベルのプロジェクトを任せ、ほんとうに目標を拡大するのは次回とする 1197
* 最も採用したいと思った人物は、ほかの優れた人材を知っている可能性が高い 1197
    * 気づき: 採用後すぐに、リファラルを求めるというのは良いかも
* チームの結束については、既存のチームを探して利用する 1560
    * 新しい仕事を引き受ける意欲のある結束の固いチームは、プロジェクトの成果の一つとみなす
    * 気づき: 別プロジェクトにいたペアをそのまま次プロジェクトのペアとする方法が良いことを知った
* 相手を好きになり、気づかわなければ、人にちがうことをさせることはできない。相手を変えるには、相手の考えていることとその理由を理解し、尊重しなければならない 2934
    * 気づき: よく軽んじてしまうので戒めなければならない。「人を動かす」とかも読まないといけない
* 仲裁はわずかな投資で学習できる 3837
    * 気づき: どうやって学んだらいい?
* 理想の人数配分は、プロジェクトの期間の大部分を少人数のコア・チームで行い(特に初期)、プロジェクトの終盤に人数を大幅に増やす 4149
    * 初期に人数が多いと、重要な設計作業を省略せざるをえない。設計が完成する前に大勢に仕事を割り当てると、人や作業グループの間のインターフェースを最小化できない
* プロジェクトには目標と予想の両方が必要だ 4841
    * 気づき: 意欲を高めるための目標と、実際の締め切りみたいなのは別でも良い

最近読んだプロジェクトマネジメント本

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