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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「住宅ローン 借り方・返し方 得なのはどっち?」読んだ

数年後にローン借りる可能性もあるので読んだ。

  • ローン合計額はどの程度に押さえておくと良いか
  • マンションの管理費・修繕積立金の話
  • 頭金や諸費用を用意すると、どのような効果があるか
  • フラット35と、銀行がやっている全期間金利固定の違いは何か

などを知ることができて良かった。少なくともローンを借りる際に変に不利にならないように振る舞えるようにはなりそう。

諸費用や頭金の額によっては金利優遇を受けられるので、計画的に貯金はしておかないとなーという気分になった。

読書ノート

* 合計額は年収の5倍程度に留めるのが理想 120
* マンションの場合、管理費・修繕積立金もあるので、いまの家賃と変わらない金額だと大変 120
	* 修繕積立金は5年毎に値上がりしていくというマンションも珍しくないので注意
* 返済負担率は20%以内に抑えたい 170
* 少なくとも頭金100万円と諸費用分は用意しておくと金利が得になる場合がある 279
	* 住宅を購入する際には物件価格の4~10%程度の諸費用も必要
	* 住宅ローンの審査では自己資金比率も重要な判断材料になる
	* すこしでも得な金利でローンをくみたければ、自己資金は物件価格の10%以上、10%がきついなら5%以上、それも難しいのであれば、せめて100万円は用意する 301
	* 「適用金利が再優遇金利か」「支払利息よりローン控除などによるメリットが勝るのか」をチェック
* 最初に諸費用も含めて住宅ローンを借りてしまうと、あとで借り換えができなくなる場合がある 328
* 住宅ローン控除が適用されるのは登記簿に記された専有面積が50平米以上 385
	* パンフレットにある面積は登記簿面積より3~5㎡大きめになっているので注意
* 契約する前に事前の簡易審査を受けておくと購入しやすくなる 586
* 金利が低水準の今は「長期固定金利」のほうがおすすめ 645
* 住宅ローンの固定金利には「短期」と「長期」がある。さらに「長期」の中でも「全期間固定金利」がある 766
	* 全期間固定金利の代表はフラット35だが、最近ではそれ以外でも全期間固定がある
* 銀行で借りる住宅ローンでは団信の保険料は金利が含まれているが、フラット35で団信に加入する場合毎年別途保険料を払わなければならないので注意 766
* 住宅ローンは年金ぐらしが始まる前にいかに完済の目処を立てるかが重要 827
	* そのために20年固定などの選択肢もある
* 購入を決めてローンを借りる際は 882
	* ローン特約が付くような提携ローンの金融機関で事前審査を受け、融資してもらえる金融機関を確保
	* 提携ローン以外にも対象をひろげ、金利・諸費用麺で有利な金融機関がないか比較・検証
* 保証料ありにも利点がある 897
	* 戻し保証料が受け取れる
* 繰り上げ返済は「返済額の減額」より「期間の短縮」のほうが総支払額が減る 1534
* 借り換えをするときは、今のローン会社に金利引下げを交渉しても良い 1603