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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

医療情報の信頼性問題から、情報の受け手が心がけることを考える

bylines.news.yahoo.co.jp

 上の記事が素晴らしいなーと思ったので、関連して以前に医者に聞いた話とその話について自分が思ったことを書いておきたい。

 最近少し重めの病気にかかったこともあり、医療情報をインターネットを通じて調べるということが昔より多くなった。そのため、いろんな記事を見ていたのだが、そうしているとインターネット上における医療の情報や健康に関する情報は信頼性の低いものが非常に多いということが分かった。無意味に恐怖心を煽るような記事や、逆に無責任に症状について問題ないと書いている記事、他にも全く根拠の無い治療法について書かれている記事など、素人による記事が非常に多い。このような記事は病人にとって無益なだけでなく、暗い気持ちにさせたり他人に変なレッテルを貼られる原因となったりと有害である。

 このように医療情報や健康に関する情報は信頼性が低いことが多いのだが、それではインターネット上の医療や健康に関する情報は何を参照にすれば良いのだろうか。

 以前このようなことを、自分を担当している医師と話した時には

ということを聞いた。よくよく考えてみると、これは情報の発信者が信用に足るかをちゃんと見ないといけないよねという当然のことだった。けれど、こういうことはなんとなく忘れがちで、適当な情報を掴んで、発信者の信頼性を考えず、それを信じてしまうことが多い。

 これらの話から、情報の受け手として正しく情報を受け取るために、発信元を見極めるということをもっと心がけておきたいと思った。もちろん最初に挙げた記事に書かれているとおり、医療情報を発信する側は責任を持って欲しいが、しかし発信元全てが責任をもって記事を書いてくれるということはありえないだろうと思う。そのため、責任のない信頼性の低い情報があったとしても、情報の受け手側で防御できるようにリテラシーを高めておかなければならないと思った。