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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

マンガでわかる統計学で、統計を学び直す

 最近Webサービス開発する際に統計学がある程度使えそうと思って、勉強しようと思っている。それで最近買ったのが以下の本。

 ただ、買ったはいいものの、自分には少し難しく、あーまた統計の勉強挫折しそうだなー*1と感じていた。それでここでまた挫折するのは嫌だなーと思って、少しレベルを落として、《Gunosy》開発チームが厳選、WEB業界人が読むべき“統計学”の必読書ベスト5 | キャリアハックにも紹介されていた「マンガでわかる統計学」を買った。

 この本が統計学をこれまで避け続けてきた自分にとって非常に良かった。

  • 2時間くらいでさっと読み終わることが出来る
  • 統計学を学ぶ上でのはじめの一歩の部分がよくまとまっている
    • データの種類とか、統計を使うことでどのようなことが出来るかとか、ある事柄の簡単な関連性の検証とか
  • 統計学では数式はそこまで重要でないということがよく分かった
    • とりあえず統計を使えるようにするには、「何を知りたいか」と「それを知るための統計的手法」が分かれば、あとはツールに任せることが出来るため
    • これまでは突然わけの分からない数式が出てきて挫折してたので、これを知ることが出来たのが一番大きい
  • あと、普通に分かりやすかった

 これまでとにかく統計は難しいみたいな印象がついてしまっていたが、この本を読んである程度そのイメージを払拭することが出来た。統計勉強したいけど、難しそうだなーと思っている人は是非読んでみるといいと思う。ただ、この本だけでは実践で使うところまで学べたとは言えないなーという感じだったので、もう少し知識を深めたり、手を動かしたりしてみたいと思った。

*1:これまで大学の授業でも、研究の時にも全く好きになれなくて、勉強をやめていた