$shibayu36->blog;

クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

良い物件ではなく良い不動産屋を探した

いろいろあって今の家から引っ越すことになった。

良い物件どうやって探したらいいか分からなかったので、適当にググって http://nanapi.jp/286/ を実践してみたら、結果的にうまく行ったので経験をメモ。

結論

良い物件を探すのではなく、良い不動産屋を探すという方法にしたところ、僕の性格としては上手く行った

今回の流れ

  • suumoやhomesで住みたい場所の物件を眺める
  • 希望条件をまとめる
  • 不動産屋を選んでメールしまくる
  • 良さげなところを数社に絞って、さらに送られた物件見ながら返信してみる
  • 一番いい感じに返答してくれた雰囲気の店に行って相談

suumoやhomesで住みたい場所の物件を眺める

http://nanapi.jp/286/ とやってることは一緒なので割愛

希望条件をまとめる

http://nanapi.jp/286/ とやってることは一緒なので割愛

不動産屋を選んでメールしまくる

この段階で、希望条件として場所がどこで、値段がいくら位で、必須条件がこれで、オプションでこれがついてたら嬉しいくらいが自分の中で決まるので、これを元に不動産屋にメールしまくった。僕はこの段階では10社くらいにメールを送った。

不動産屋はhttp://www.homes.co.jp/realtor/とかで周辺の不動産屋を探すことが出来る。あとは見つかった場所の問い合わせメールに送るか、その会社のホームページのお問い合わせフォームから問い合わせできる。


ポイントとしては

  • 電話番号を情報に入れない
  • メールで頼むって書きまくる

というところ。

良い物件を探す前に、まず良い不動産屋を探すというところが目的なので、出来るだけ不動産屋を切りやすくしておく。電話を受けてしまうと、情がわくのでやめた。

良さげなところ数社に絞り返信

メールを送っておくと大体1日くらい立つと全部のところから情報がやってくる。それを全部眺めてみると不思議なことにこの不動産屋いいなと思うところは数社くらいになった。


この不動産屋いいなと思うときに見てたポイントとしては

  • 送った条件にマッチする物件を送ってきているか
  • メールの文章が分かりやすいか

くらいで判断した。

大体物件見てると、

  • 送った条件より家賃が高い物件おすすめしてくる
  • 送った場所とちょっと違うところをおすすめしてくる
  • なんか微妙な物件が多い

みたいなマッチしないものを送ってくるところもあるので、そこはどんどん切る。

メールの文章が分かりやすいかも重要で、結構良かった不動産屋は

  • 条件に合う物件をきちんとリストにしてくれる
  • リストの一軒一軒に、なぜこれをおすすめしたのかというポイントが書いてある
  • その後気になった時はここに問い合わせしてくださいときちんと書かれている

というなことをしてくれていた。


大体数社くらいに絞れたら、次はきちんと物件見て、もうちょっとこういう物件ないすかとかいろいろ返信返す。僕の場合は

  • なんかたまに人呼びたいんで1DKとかでなんかないですか
  • この物件ちょっと気に入ったんですけど、同じような内容でなんかないですか
  • 1DKやっぱり使い方微妙なので、広めの1Kとかでないすか

みたいな感じでいろいろ返信していった。

一番いい感じに返答してくれた雰囲気の店に行って相談

こういうことを繰り返してると、ここなら行って相談してもよいなという不動産屋が決まったので、その店に「直接いきます見学もしてみたいです」っていう連絡をし、訪問することにした。


訪問当日にやったのは

  • 良さげな物件にすぐさま見学に行くのではなくて、ひとまず送ってもらった物件ベースで相談しまくる
  • 直球で一番お勧めなところを聞く
  • 色んな話を総合して見学は5軒くらいに絞る

くらい。

大体メールの段階ではまだこちらの要望を伝えきれてなかったり、あちらのおすすめ度の温度感がつかめなかったりするので、一旦メールでの物件を下地にしていろいろ話を聞いた。それで最終的に見学に行くのだけど、これもあんまり多く見過ぎると印象よくわからなくなるので、5軒くらいにした。このときに決めた5軒は前段階で良いなと思っていたのとはぜんぜん違うものになった。


見学に行っていくつか回ったら気に入ったのがあったので、それで決めた。ちなみに決めた物件は結局一番おすすめはどこですかって聞いて返ってきたところだった。

感想

今回は良い物件を探すのではなく、良い不動産屋を探すという方向に考えを変えることができたのが良かった。

部屋探しは面倒、suumoやhomesで探しててもよく分からない、自分より物件探しのプロの不動産屋の方が物件探しは得意なんだからそこに任せたほうが結果的に良いだろう、なら任せられる人を探そうという感じ。

自分に合う探し方は人それぞれだろうけど、僕は質問するの好きなので、suumoで探すよりこちらのほうが良かった。

pecoを使い始めた

 なんかpercol最近いきなり流行ってるなーと思ってたら、percolのgo版pecoがいつの間にか出てて流行ってた。ターミナル版anything的なpercolをzawの代わりに試してみた - $shibayu36->blog;みたいな感じで、昔からpercol使っててまあいいかと思ってたけど

  • 設定ファイルが分かりやすい
  • brewで簡単に入れることが出来る
  • そこそこ開発されてる

というメリットもありそうなので乗り換えようとしてみている。

https://github.com/peco/peco

pecoのファイル運用

 前と大体同じ感じでやる。基本的にこういうツールは自分でいろいろ作りたくなってきて、設定が増えてきて破滅するので、ファイルを置くディレクトリを決めておいてそこに置いておくことにする。

.zshrc

# setting for peco
for f (~/.zsh/peco-sources/*) source "${f}" # load peco sources
bindkey '^r' peco-select-history
bindkey '^@' peco-cdr

~/.zsh/peco-sources/

$ tree ~/.zsh/peco-sources
~/.zsh/peco-sources
├── cdr.zsh
└── select-history.zsh

あとはこのディレクトリにいろいろ作れば良い。

pecoのキーバインド設定

よく使うコマンドくらいはemacsっぽくしたいので変更。~/.config/peco/config.jsonにひとまず以下のように書いた。

{
    "Keymap": {
        "C-p": "peco.SelectPrevious",
        "C-n": "peco.SelectNext",
        "C-g": "peco.Cancel",
        "C-v": "peco.SelectNextPage"
    }
}

(追記)
C-p, C-nの設定などは要らないようでした。M-vの設定もできるかも?僕はEmacs上ではCmd-vをM-vとして利用していて、これはterminal上では貼り付けになっちゃうので、SelectPreviousPageの設定はしてませんでした。




peco-select-history

 ひとまずよく使うヒストリ検索から。zshキーバインドで使えるように定義し、C-r -> 選択 -> 選択がBUFFERにという風に利用できるようになっている。まあpercolの例のほぼパクリ。

~/.zsh/peco-sources/select-history.zsh

function peco-select-history() {
    local tac
    if which tac > /dev/null; then
        tac="tac"
    else
        tac="tail -r"
    fi
    BUFFER=$(history -n 1 | \
        eval $tac | \
        peco --query "$LBUFFER")
    CURSOR=$#BUFFER
    zle clear-screen
}
zle -N peco-select-history

これだけで便利。これをキーバインドに登録しておく。
.zshrc

bindkey '^r' peco-select-history

peco-cdr

 あとは最近訪れたディレクトリにpecoで行けるようにするやつ。cdr -l使うと便利にできる。

~/.zsh/peco-sources/cdr.zsh

function peco-cdr () {
    local selected_dir=$(cdr -l | awk '{ print $2 }' | peco)
    if [ -n "$selected_dir" ]; then
        BUFFER="cd ${selected_dir}"
        zle accept-line
    fi
    zle clear-screen
}
zle -N peco-cdr

選択結果がなかったら移動せずにおいてくれる。

これもキーバインド登録。
.zshrc

bindkey '^@' peco-cdr

まとめ

peco簡単に入れることができるし便利。

壁登り始めた

 最近新京極辺りにボルダリングジムが出来たので、同僚に誘われて行ってきた。

 ボルダリングは石みたいな出っ張りに番号がたくさんふってあって、同じ番号を登ってくみたいな感じ。握力はかなり使うけど、どちらかというと筋力よりも体の動かし方の方が重要で、けっこうパズルゲーム感覚で登れるのが良い。あと一手というところで失敗したりとかして、挑戦心みたいなのも煽られるのも良い。

 面白いので、今後一週間に1~2回くらい行きそうな気分になった。

 登ってる様子。