$shibayu36->blog;

クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「僕だけがいない街」読了

漫画の「僕だけがいない街」がついに完結したので読みきった。

いわゆるタイムリープもので、主人公がもつ、自由に使うことは出来ないが勝手に時間が巻き戻って繰り返すことが出来る「リバイバル」という力で、最初に起こった事件等の真相を少しずつ明かしていく漫画。個人的には伏線の回収の部分もそうなのだけど、主人公のキャラクターが少しずつ成長していく様も含めてずっと楽しんで読めた。4巻くらいから買い始めたのだけど、毎巻を楽しみにしている漫画だった。

最近アニメも放送していたのだけど、アニメよりも漫画のほうがおすすめ(原作厨ということではないのだけど)。漫画版のほうがアニメ版より心理描写等が緻密であったり、アニメ版では「リバイバル」のうちの一つか二つくらいがカットされていたりということがあるため。アニメ版を軽く眺めていると、1クールだと短すぎるし、2クールだと間延びしそうだから、1クールにしたけどどうやってカットしていこうか、みたいなことを考えていたのかなあという雰囲気を感じた。実際にはどうだったかわからない。


この漫画は2014年、漫画ベスト50 - From The Insideを見て購入した。アニメや漫画、小説などなど、何らかのものを探す時に、その道に詳しい、信頼できる他者のおすすめから探すというのが一つの探し方としてあり、その手法は成功することが多く、また失敗も少ないと思っている。ただインターネットでのサービスにおいては、そのような探し方をするのが難しく、知人のブログで知るとかの方法を取ることが多いので、まだまだ発展途上だなあという雑な感想を持った。


途中脱線してしまったけど、面白い漫画なのでおすすめです。

天皇賞(春)2016に行きました

5/1に「天皇賞(春)2016」というのが京都競馬場でやっていたので、競馬には一度も行ったことがなく、少しだけ興味があったので行ってみた。予想していたより数倍面白かった。


競馬自体よりも、個人的にはその場の雰囲気が興味深かった。

まずレースが始まり終盤に近づくと、結構な野次というか応援というかどっちなのか分からないものが飛ぶ。「○○行け―」とか「○○刺せ―」みたいなの。これまで競馬はテレビでしか見たことがなかったので、ここまでなのかみたいな気分にさせられた。やはりお金をかけている分本気度みたいなものが高いなあと感じた。

またレースが終わった後みんなが戻って行くと、床にはびりびりに破かれた馬券が散らばっているというのも面白かった。マナーは悪いと思うし片付けたほうがいいと思うけど、びりびりに破かれているというのがなんとなく面白くなってしまって笑ってしまった。


ちなみに自分は天皇賞に700円くらいかけてたんだけど、結構難しいしあんまり考えず誕生日とかでいいかと思って3連複に300円くらいかけてたんだけど、2頭まではあたって惜しくもあと1頭が外れてしまった。大穴っぽい馬が2位になったらしく、そのせいかもしあと1頭が当たってたら80万くらいになってたのでちょっと悔しかった。確かにちょっと勝ったり負けたりしたら、競馬にハマる人は出るだろうなあという気分になった。


天皇賞という大きなイベントがあったからかよく分からないけど、競馬場にはけっこう子供連れとかいろんな層もいて、イメージとはかけ離れたお祭りみたいな感じだった。興味があったら行ってみると良さそう。