Jamboardを使ってオンラインでプラニングポーカーをするお試しをしてみたので知見を共有します。
課題
リモートワークで全員がオンライン前提となり、かつプライベートエリアなのでミーティングではビデオを付けたくないメンバーがいる。もちろんミーティングの円滑化のためにビデオを付けることを強要したくはない。
しかし、プラニングポーカーはこれまで指でフィボナッチ数を出すというモデルでやっていた。ビデオを付けない人がいる場合、このやり方ではプラニングポーカーができない。
こういう状況で、どのようにプラニングポーカーで見積もりを行うかが課題となっていた。
Jamboardを使ってオンラインでプラニングポーカーをする解決案
GoogleのアプリでJamboardというホワイトボードアプリがある。これを使ってプラニングポーカーをしてみた。
やり方
- 付箋でフィボナッチ数とカーソル置き場を並べたJamboardを作る。さらにプラニングポーカーをするメンバーがGoogleのプロフィール写真から画像をアップロードする
- 最初はカーソル置き場に自分のアイコンを並べる
- 「せーの」で自分のアイコンをフィボナッチ数の付箋の上に並べる
最初のカーソル位置
フィボナッチ数の付箋の上に並べた様子
やってみてどうだったか
このようにやってみたら、少し効率は悪いものの、そこまで問題なくプラニングポーカーが出来た。むしろ司会が全員の指の数を頑張って見る必要がなく、パッと見でどういう状況か分かるので、逆に効率が良かったかもしれない。
ちなみに本筋とは全く関係ないけど、JamboardのUIだと移動しようと思ったら画像を回転させてしまったり画像を大きくしてしまったりして、どんどんアイコンが大きくなる人がいて面白かった。こういうのはワイワイ要素としてよかった。
参考: 代替案はあるか
- Jamboardでカーソル選択するとその付箋にアイコンが表示されるので、それを利用してプラニングポーカーする
- 複数人が同じ付箋を選択すると一人のアイコンしか表示されないという仕様があり、断念した
- spreadsheetで最初は文字を透明にしておいて、入力した後、文字色を変えて表示する
- プラニングポーカーでは入力フェーズに他の人の様子を全く見えないようにするのが定石で、それを満たせるが、そこまでしなくて良いかなと思った。あと感覚としてはJamboardの方が迷っている様子とかも見れて面白かった
まとめ
今回はオンラインでプラニングポーカーをするための一つのアイデアとして、Jamboardでプラニングポーカーする方法を紹介してみた。他にもいい方法を思いついたら教えてもらいたいです!