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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

sbtのlibraryDependenciesを少し追いかける

なんか%%とか%とかよく分からなかったので少し追いかけた。

%や%%とは

groupID % artifactID % revisionという形式でlibraryDependenciesに追加することで、依存ライブラリを追加でき、sbtでビルドした時にダウンロードされる。

さらに以下のような書き方もできる。

libraryDependencies += "org.scala-tools" %% "scala-stm" % "0.3"

この場合、利用しているscalaのバージョンを加味して、該当するScalaのバイナリバージョンに対してコンパイルされたものをダウンロードしてくれる。つまり%%はちょっと賢い%と思っておけば良い。

定義

https://github.com/sbt/sbt/blob/0.13/ivy/src/main/scala/sbt/impl/DependencyBuilders.scala#L27..L52 あたりにある。

まだあんまり読めないけど、libraryDependenciesに追加しようとした時に、最初の文字列がGroupIDクラスに変換され、そこに定義された%によってGroupArtifactIDが作成され、最終的に次の%でModuleIDが作成されるということみたい。

libraryDependenciesの定義はKeys.scalaあたりにあって

val libraryDependencies = SettingKey[Seq[ModuleID]]("library-dependencies", "Declares managed dependencies.", APlusSetting)

となっているので、ModuleIDのシーケンスを入れておくと依存を追加できるということっぽい。

まとめ

あんまり奥深くまでは追いかけてないし、まだ読めないので正確ではないけど、軽く追いかけてみた。なんでStringから突然GroupIDのメソッドが呼べるのかとかよく分かってないので、もうちょっとScala勉強したい。