1970年くらいに出版された本なのに、現在にも使われているような、もしくは使えそうな手法が紹介されているということが驚いた。
心に残った言葉を書いていく。
- 必要なものを、必要なときに、必要なだけ
- リーン的手法と似ている部分がある
- ニーズのないところで行われる改善は思いつきに終わったり、投資しただけの効果を得られなかったりすることが多い
- コードコンプリートの早すぎる最適化に似ていると思った
- 五回の「なぜ」
- ものごとの本質的原因を探る手法
- 普通に問題に当たったらやるべきだと思う
- 企業の場では過剰な情報は抑制されなければならない。多すぎる情報は作り過ぎや欠陥をもたらす原因を作る。
あと驚いたこととしては、トヨタ生産方式のカンバン方式と、ソフトウェア開発のかんばんはかなり違うのだなあということ。これは自分の無知によるところが大きいけれど、ある程度同じようなものだと勘違いしていたので驚いた。ただ関係性はありそうなので、どのように変化していったのか気になった。
トヨタ生産方式結構面白かったのだけれど、工場の精算の流れみたいなのがある程度分かってないと難しい部分もあって理解できない部分も多かった。とりあえず理解できる部分だけ応用を考えられればいいかなと思う。