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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「鴨とアヒルのコインロッカー」読んだ

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読んだ。

この小説は、現在と2年前の両方のエピソードが交互に展開されて進んでいく。読んでいると、いくつか疑問点が出てくるんだけど、それがペンディング状態になったまま進むので、次はどうなるんだろうとか思いながらさくさく読むことが出来た。

最終的にはいろんな疑問点が一気に解消されて、それぞれのエピソードがつながる。二つの話が交差するというのはよくあるように思うけど、この本は非常に分かりやすく、読み返さなくても頭のなかで話が繋がっていく感じで、面白いと思った。タイトルの「鴨とアヒルのコインロッカー」も最初はどういう意味か全くわからないけど、最終的にはこれもどういう意味かすんなり頭に入ってきた。

伊坂幸太郎、これまで色々読んできたけど、また他のも読んでみたい。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を7巻まで読んだ

今アニメをやっている「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を7巻まで読んだ。アニメを見始めた時はなんかそんなに面白く無いなーとか思ってたのだけど、惰性で見ていたら最近おもしろくなってきたので、kindle 50%セールの時にまとめて買って読んだ。

内容はゲームでよくある設定のRPGを現実世界に反映させてみたみたいな話。ゲームだとだいたい受け入れている設定を現実世界としてある程度成り立たせるためにいろいろ工夫してて面白い。とにかくライトな文体で、一瞬で読める。一段落一行か二行くらいしかない。

個人的には4巻くらいにあるミノタウロスを撃破するシーンが好き。というかアニメもこのシーンが一番良かった。

続きが出たらまた買おうかなと思う。

LIAR GAME読んだ

LIAR GAMEちょっとだけ読んだことがあって、その時すごく面白いなーと思っていたのが、最近見たら完結していたので読んだ。

中盤までにかけて、独特なゲームとその駆け引きなどの展開が非常に面白かった。カイジの最初のころの面白い時期に似たものがある。ただ終盤がなんか打ち切り感があって不完全燃焼感があったのだけ残念だった。それはともかく全体的に非常に面白かった。