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株式会社はてなでエンジニアをしています。プログラミングや読書のことなどについて書いています。

登場人物を分類し、振る舞いを分解して、機能を考える(企画職の人に教えてもらったこと)

本職の企画の人が優れた機能案を出してくる理由がわからなくて、どうやってやってるんですかと雑談した。新たな発見があったので、雑なメモだけ残しておく。*1

その人の企画の流れ

企画の流れは、以下の3ステップで行っているらしい。

  • 1. 登場人物を分類する
  • 2. 登場人物ごとの振る舞いを分解する
  • 3. 様々な振る舞いを照らし合わせて、機能・UIを絞り込んでいく

「1. 登場人物を分類する」は、機能に関わる人物をツリー構造に分類していき、分類をした結果から、その機能を使うメインターゲットを決めるフェーズらしい。

例えば、ブログユーザーをブログの作者と読者に、さらに作者を毎日更新する人とそうでない人に、みたいにどんどん分解していく。すると、機能のメインターゲットが浮かんでくる。


「2. 登場人物ごとの振る舞いを分解する」では、メインターゲットを中心に、どのような振る舞いをするかを考えるフェーズらしい。

  • 振る舞いの種類を分解する
  • 振る舞いの流れを分解する
    • 流れのスタートから始めても、流れのハイライトから始めても良い

例えば、ブログ記事を読んでシェアするとかだと、ブログ記事を探す、ブログ記事を見つける、ブログ記事をシェアするみたいに、振る舞いをリストアップできる。さらにその流れを作っていくことで、徐々にどういう振る舞いがされるかが見えてくる。


「3. 様々な振る舞いを照らし合わせて、機能・UIを絞り込んでいく」では、登場人物と振る舞いがまとまったところで、それらを達成する機能やUIを考えるフェーズらしい。別の振る舞いを同じ機能・UIで達成できるなら、機能やUIをどんどん絞り込んでいき、シンプルにしていくみたい。

自分を振り返ってどうなのか

これと自分と比較してみると、自分のできていないところが見えそう。考えてみると、自分はサービスを使った経験から適当に機能やUIを考えるので、機能を考える上で登場人物や振る舞いのリストアップに漏れが発生していたということが分かった。

  • 自分は登場人物を根本から分類して決めるのではなく、自分のサービスを使った経験からしかしていなかったので、その機能を使う登場人物に漏れが発生していた
  • 振る舞いの種類をちゃんとリストアップしていないので、登場人物がやりたいことに漏れが発生していた
  • 振る舞いの流れをちゃんと分解していなかったので、機能を使う動機設定、適切な導線設計などができていなかった
  • 機能が狭い登場人物や振る舞いのために作られたものになり、他の登場人物のために別の機能を用意することになりがちだった

まとめ

企画よりはエンジニアを優先したいけど、こういう企画の流れを知れたのは非常に良かった。今後に活かせそう。

*1:一応企画の方に確認しました