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$shibayu36->blog;

株式会社はてなでエンジニアをしています。プログラミングや読書のことなどについて書いています。

「WEB小説ヒットの方程式」読んだ

book misc

小説家が何を考えて小説を書いているか気になったので読んだ。

読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式

読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式

この本で面白いなと思ったのは、小説を前から順に書かないことがあるという話。僕がイメージしていたのは、小説は最初から少しずつ書いていくものだと思っていたけど、実はそういうわけでもないらしい。

例えば小択出新都さんによると

  • 書きたいシーンが最初にいくつかある
  • ストーリーはそれらをつなげるための一つのアイテムとして捉え、道筋をつける
  • ある程度道筋が出来たら頭から順に書くが、筆が進まなければ書きたいシーンから書く

という流れで書いていくらしい。面白い。


話は変わるけど、サービスの企画をする時もまず体験してほしいことは何かから始めて、その前後関係を膨らませていくという話を以前に聞いたことがある。小説の書き方もこれと似た感じで、まず書きたいシーンがあってそれの前後関係を考えていくんだなーと思って、興味深かった。

初めて学ぶ知識をどのように学習しているか

tech

ふと、自分が初めて学ぶ知識をどのように学習しているか疑問に思ったので、考えてみたことをブログに書いておく。初めて学ぶ知識というのは、自分がやったことだと例えばマネジメント、プロジェクト管理、コーチングなどがある。


僕はある知識を初めて学ぶ時、まずはストーリー仕立てで知識を解説してくれる本を読んでいることが多い。特にそのストーリーの背景に体系的な理論が見え隠れするようなものであれば、さらに良いと感じている。例えば以下のブログで紹介したような本を最初に読んでいる。

なぜこのような本を最初に読んでいるかというと、ストーリー仕立ての本は、インプットと同時に実践のイメージができると感じているからだ。

以前 知識を効率的に身に付けるためのinputとoutputのバランス - $shibayu36->blog; の記事でも書いたけど、基本的に知識を理解したいと考えた時、インプットするだけでは理解出来ないと考えている。本当に理解するには、インプット前にその知識に関係する経験をしている、もしくはインプットした後に実践などを通じてその知識をアウトプットをする、のどちらかを行う必要があると感じる。

特定の知識を初めて学びたいと思ったときは、殆どの場合「その知識に関係する経験をしている」ということがない。そのため、ちゃんと体系的に学べるような本を買って読んだとしても、なかなか理解できないということが起こる。

その時に役立つのが、ストーリー仕立てで知識を解説してくれる本だ。ストーリー仕立てということは、ケーススタディではあるが、その知識に関係する経験をしながら、知識をインプットできる本だと思う。このような本を読めば、簡単な実践のイメージをしながらインプットができ、知識の理解を早く行うことができると考えている。

以上を理由として、自分はストーリー仕立てで知識を解説してくれる本をまず読んでいる。


一方、ストーリー仕立ての本は理解をしやすいが、体系的にその分野を基礎を学ぶのには適していない。そのため、そこに書かれている内容はできるけど、基礎知識に基づいた応用のようなことは出来ないことが多い。そのため、ストーリー仕立ての本を読んだ後、ある程度の経験を積んだら、ちゃんと分厚い体系的に学べるような本を読まなければならないと感じている。


これらを鑑みて、今まで僕は次のような手順で学習を進めているのだなと感じた。

  • まず分厚くないストーリー仕立ての本をいくつか読む
    • ただしその本はしょうもないビジネス本ではなく、ある程度体系的な知識をベースとしているものが望ましい
  • 本を読んで学んだ知識を使って、実際に実践を行い、その知識に対する経験を積む
  • ある程度の経験を積んだと感じたら、体系的にまとめられている厚い本を読み、基礎を固める
  • 後は基礎の考え方を利用しながら、自分なりの応用を考える

この進め方は、まず実践まで早くたどり着けるので自分のモチベーションもある程度保てる。さらに実践をした後に基礎的なことを学ぶので、基礎の理解もしやすい。以上2点からこの方法はそこそこ良いと思っている。

この方法はそこそこ良いと感じているので、今後もこのようなやり方をベースにやっていきたい。

「理論から学ぶデータベース実践入門」読んだ

tech

積ん読に入っていたので読んだ。

この本はリレーショナルモデルを理解することによってRDBの知識を深めようというような本。RDBを実践で使っている人がさらに知識を深めるための本という感じ。内容としては重要な理論がRDBと紐付けられて解説されていて面白かった。一方で、専門用語が文章中に多く使われていて、個人的には何か頭に入ってこなかった点は残念だった。

この本を読みながらわからないところを調べていて見つけたのだけど、この本の著者の昔の発表資料である「データベース設計徹底指南!!」がこの本の端的なまとめになっていて、しかも非常に良い資料なので本当におすすめ。本で紹介されているリレーショナルモデルや正規化理論などがわずか15分程度で理解できる資料となっていた。RDBを利用している人は是非読んだほうが良いと思う。資料は↓。

またこの本に出て来たRDBでツリー構造を表現する手法はなかなか興味深かった。隣接リストモデル、経路列挙モデル、入れ子集合モデルとかがあるみたい。以下のサイトにさらに詳しく載っていた。


DBは今後も避けることの出来ない分野なので、また良い本があったら読んでいきたい。SQLアンチパターンとかも機会があったら読みたい。