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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

共感力

 今日は久々に高校の1〜2年の時の担任の先生に会って話してきた。この人は英語の先生であり、その英語の授業は今まで考えていた授業というものと違い、非常に面白かった記憶がある。また、担任として様々なことを教えてくれた先生でもある。

 今日会ってきて、とても興味を覚えたのは「共感力」という話だ。
 その人は、もうすでに結婚して子供を産み、今は幼稚園に子供を連れていっているのだが、その幼稚園の先生が次のようなことを言っていたらしい。

私は100人の人がいたとしたら、全員になることが出来る。

 この言葉は、その人は別の人と会った時に、その別の人の視点から物事を見ることが出来るということであるらしい。例えば、知らない人に何かひどい扱いを受けた時に、その人はまずこの人がこういうことをするには何か理由があるはずだと考えるらしい。
 このようにある人の視点から考えることの出来る力を「共感力」と呼んでいるそうだ。相手の立場にたってどれだけその行動に共感できるか、どれだけ共感した上で話しを行うことができるか。

 実際こういうことは大切かもしれない。例えばある人を全く理解出来ないと決めつけてしまうと、その人との関わりが永久に絶たれる。僕は人と関わるということは自分の視点を増やすことであると信じているのだが、このように「決め付け」を行うと視点を増やすことなどが出来ず、非常にもったいないことをしている可能性もあると思った。
 そう考えると、やはり何事も決めつけずに、まずは人を理解し、共感するということも重要だと感じた。

 久々に担任だった先生と話をして、いろいろなことを考えさせられた一日でした。