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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

HTML::Lint::PluggableにPRした時に参考にした資料

 HTML::Lint::Pluggableという、HTMLが正しい形式かをチェックしてくれるモジュールがある。しかし、自分が使いたいHTML5のタグの中で許可していないものがいくつかあったのでPRして追加してもらった。今回はbdi, dialog, menuitem, template, track, rb, rtc辺りを許可してもらった。

github.com

 PRするにあたって、いくつか参考にした資料があったのでメモしておく。

 許可するタグをPRしようと考えた時に、まず実際に自分が追加したいタグがHTML5として定義されているタグなのかを調べないといけないと考えた。そこで以下の資料を参考にした。

 1つ目はwhatwgが定義しているHTML Living Standardの資料で、このElementsの部分に書かれているのがタグ一覧のようだった。2つ目はW3Cが定義しているHTML5の資料で、こちらもElementsに書かれているのがタグ一覧のようだった。比べてみると微妙に違いがあるので、少なくともどちらか一方に載っているElementsであれば追加しても良さそうと判断した。

 これを調べていると、なぜW3Cwhatwgが両方共HTMLの仕様を定義し、かつ微妙に違うのかという疑問が生じた。これは今追いかけ中なのだけど、以下の資料が参考になりそうだった。