$shibayu36->blog;

クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

YAPC::Asia 2013に行きました

 最近いろいろあってずっとYAPC::Asia 2013の感想を書けていなかったのだけれど、ようやく落ち着いてきたので書いてみようと思う。


 僕は今回は「とにかく他の人と話そう」という気持ちでYAPCに参加した。そもそも京都にいると東京の勉強会とかにもあまり参加できず、東京のエンジニアとか各地のエンジニアとかと交流する機会が殆ど無いので、この機会にとにかくエンジニアリングについて話したり議論したり、また地方pmの運営とかについて話したりしたいと思っていた。正直Talkそっちのけでもいいからとにかくいろんな人と話をしようと思っていた。
 とは言え僕自身はあまり話すのが得意でなくて、二年前にYAPCに行った時は懇親会に行ったものの全く人と話さず、もともと京都にいる人と交流していたりしていた。今回はそういう風にならないようにしたいと思いつつ、実際に自分で発表が出来なかったこともあってまた同じようになったら嫌だなと不安だった。


 しかし実際にYAPCに参加してみると2年前と違い、そういう不安は杞憂だった。carton周りの質問が出来たり、テストの仕方についての議論をしたり、Hokkaido.pm, Chiba.pm, Hachioji.pmの方々と最近勉強会どんなかんじですかとか聞いたりと、いろいろな方と交流することが出来た。こういう話とかは直接会わないと結構やりづらかったりするので、いつもは京都にいる身にとってはYAPC::Asiaでの交流は非常に参考になるし楽しかった。


 2年前は全く交流できなかったのに、今回はどうして交流が出来たのかなと考えてみると、やはりPerlやエンジニアリングについて、小さいことではあるにしてもいろいろやってきたのが良かったのかなと思う。
 例えばKyoto.pm。京都でのPerlの勉強会で、始めたはいいもののちゃんと出来ているとは言いがたいが、それでもやっていたおかげで地方pmの方々と共通の話題ができ、交流することが出来た。
 例えばブログ。基本的にブログはどんな小さい事でも、新しいことでなくても、自分へのメモ書きとして書こうと思ってずっと書いていたが、それによって今回のYAPCでは「ブログ見てます。それでこの記事のことで気になったんですけど」という形で話しかけてもらうことが出来た。
 僕は初めて会う人とのコミュニケーションがあまり得意でなくてなんとかしたいと思っていたのだけれど、その解決手段には単に話す能力を付けるとかそういう事をしないといけないのかなと思っていた。けれど今回YAPCでブログのことで話しかけられたり、勉強会ネタで話しかけたりする中で、それ以外の手段でも解決手段になるのだなと気づいた。
 今後も少しずつでいいからこういう活動を続けていきたい。

 
 今回でYAPC::Asiaは一旦一区切りということらしい。少し残念ではあるものもこのような良いカンファレンスを運営することは大変なことだと思うし、素直にありがとうございます、お疲れ様でしたと思う。東北でやりたいという話もあるし、来年以降もうまく引き継げると良いなあ。
 今回のYAPC::Asia、非常に有意義で楽しかったです。運営の皆様ありがとうございました。