最近、仕事で一週間に一度はペアプロをするということをしているのですが、これによって思ってもみなかった効果が出たので紹介します。
ペアプロというとプログラムを書いている人の後ろでもう一人が見ていて、逐次指摘などしながらプログラミングすることによって、生産性の向上やバグ発生率を抑えるみたいなことが言われています。僕自身もそう思いながらペアプロに望んでいたのですが、違うところで効果が出始めました。それは自身の開発環境がだんだん良くなっているということです。
ペアプロによって開発環境が良くなる
今回開発環境といっているのは、emacsなどのエディタや、ターミナルなど、ローカルマシンの設定などのことです。
なぜ開発環境がよくなっていっているというと、見ている時と見られている時のそれぞれにおいて、次のようなことが起こるからです。
見ている時
- 後ろから見ていると突然プログラムを書いている人が、自分の知らない行動をする
- emacsの知らないツールを使っていたり
- 便利そうなアプリを使っていたり
- えっ、それなに?ってなる
- 後から使ってみる
見られている時
- 見られている分、それなりにプレッシャーが掛かる
- プレッシャーの分、いつもは気にならなかったプログラミングの停止が気になる
- エディタで即座にファイル選択できなかったりとか
- githubのissueにすぐに書き込めなかったりとか
- あとからもっと速くするにはどうすればいいか考えてみる
- 出来るように何か作ってみる
そのことによる成果
で、それで実際にどのくらい効果があるのかって話ですが、最近だと次のような感じの改良をしています。それぞれちょっとだけ便利だけど、いつもは気にならないみたいなことが多いです。
- emacsで編集しているファイルのディレクトリをFinderで開く - $shibayu36->blog;
- emacsで編集中のファイルをデフォルトブラウザで開く - $shibayu36->blog;
- emacsでperldocを使うためにperl-completion.elを入れた - $shibayu36->blog;
- 現在選択しているtextをwrapしてyasnippetを貼り付ける - $shibayu36->blog;
- emacsのwindow幅に合わせて、分割数を変える - $shibayu36->blog;
- anything-git-project.elを少し手直ししてみた - $shibayu36->blog;
- emacsで利用するperlを切り替える(perlbrew.elの紹介) - $shibayu36->blog;
- emacsでperlのuse文挿入を簡単に - $shibayu36->blog;
- GitHubでの仕事を快適にするコマンドを紹介します - $shibayu36->blog;