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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

2018年に買って面白かった漫画たち

2019年も始まって1週間経ってしまい今更ですが、去年買った漫画で面白かった漫画をまとめておこうと思います。ちなみに2018年は265冊漫画を購入しました。

ドロヘドロ

ドロヘドロが今年ついに完結!!もともと妻から教えてもらえた漫画なのですが、僕が人に薦めたい漫画No.1にもなりました。完結と同時にKindle版も発売されたので、買いたいけど紙で買うのもなーと思っていた人も買いやすくなりました。

魔法使いと人間が出てくるファンタジー漫画なのですが、設定が独特で練り込まれているのですぐに引き込まれます。いろいろな楽しみ方が出来るのも嬉しい。

  • 謎や伏線が多く散りばめられていて綺麗に回収されるので、伏線回収系が好きな人は楽しめる
  • キャラクター全員が個性があり、いろんな視点からストーリーが進むので、群像劇が好きな人も楽しめる
  • 絵が芸術!って感じなので、絵も楽しめる
  • etc...

1巻はそこそこですが2巻から特に面白くなるので、とりあえず2巻まで読んでほしい!

ヒナまつり

とにかく笑える。昔1冊だけ買って続きを買っていなかったのだけど、最近2冊目を買ったら面白すぎた。気づいたら最新刊まで読み終えていた。

かぐや様は告らせたい

最近では一番好きなラブコメ。ラブコメってコメディの要素が面白く感じないことが僕は多いのだけど、かぐや様はコメディ側も楽しめるのが嬉しい。

進撃の巨人

海に到達した後のストーリーもひたすら面白い...最近作者が情熱大陸に出てて、どう終わらせるか考えていると言っているので、そろそろ終わりそうですね。

彼方のアストラ

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ジャンプ+の連載当初から追いかけていたけど、だらだら長引くことなく伏線を回収しきって5巻で完結して本当に良かった。途中いろいろと謎が明かされる時に、最初の方のあれが伏線だったのか...ということが分かり、鳥肌立ちながら読みました。

ミステリというなかれ

年末に10シリーズほど漫画を買いまくったが、この漫画が一番面白かった。博識な主人公が他の人に向けて色々な考え方を述べるシーンがあり、その考え方が読んでる側も「そんな考え方があるのか!」と思わされるようなものが多かったのが良かった。気になるところで3巻が終わってしまったので早く続きが読みたい。

アオアシ

僕は主人公が何か一つ独特な才能を持っていて、その才能を武器に成り上がっていくというのが好きなんだと思う。だからアオアシも好き。また、サッカー漫画でちゃんとサッカーの戦術を知るようなものは少ないのだけど、アオアシは「どうしてサッカーではトライアングルで動くのが大事か」みたいな知識も描写してくれていて知的好奇心も満たしてくれた。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

最初の方も喪女(というかコミュ障?)あるあるネタが出てきて面白いのだけど、8巻以降途中まで他の人とほぼ交流をしなかったぼっち主人公が徐々に人と関わるようになってきて、そこからがめちゃくちゃ面白い。12巻はAmazonレビューで300件ついてて平均4.9という訳の分からない評価がされているのだけど、実際に1巻から順にそこまで読むと納得できる面白さであった。

図書館の大魔術師

ファンタジー世界の設定がちゃんと作られていて、本当にこのような世界がありそうと思ってしまうので、うまく入り込んで読めた。一巻は長大なプロローグという感じ。二巻から主人公は司書試験を受けに村から出るのだけど、立ち寄る村ごとに文化がうまく描写されている。一巻は文字が多くてちょっと大変だな〜と思ったけど、二巻になると世界がより分かってきて面白くなってきた。続きも期待。

ブルーピリオド

美大受験の話。美大は自分の人生の中で関わりがなかった所なので、この漫画で描かれていることは新鮮で面白い。

青野くんに触りたいから死にたい

怖い、けど面白い!ホラーはあまり好きではなくてホラー映画とか絶対見ないのだけど、この漫画はいい感じに怖くて面白くて深夜に買ったにも関わらず一気読みしてしまった。その後トイレに行くのが怖かった。

天国大魔境

まだまだ謎だらけで訳わからん感じだけど、それでも一巻から面白い。石黒さんの漫画はいい感じに謎を作って後から分かりやすく回収してくれるので、今後期待してる。

キングダム

追いかけ続けているけど、ずっと面白い...ヤンジャンで読んでるけど必ず単行本も買って読んでる。

町田くんの世界

これも終わっちゃった。最後まで町田くんの綺麗な心が楽しめる漫画だった。

不死の猟犬

ハルタという雑誌を買い始めて見つけた作品。6巻でなぜこの世界では人が不死なのかという話が解説されてすっきりする。続編の不死の稜線にも期待。

惑星クローゼット

かわいい絵なのに、そこそこ怖いファンタジーという感じ。同じ作者のホブゴブリンという漫画も良かった。

やがて君になる

これも年末に買ったものの内の一つ。百合ネタは置いておいて、主人公や先輩の心が揺れ動く描写が面白い。特に生徒会劇の所。もう少しで完結しそう。

まとめ

去年面白かったやつをまとめてみました。面白い漫画探すの難しいのでおすすめ漫画あったら教えてください!!!

Emacsを26.1にアップグレードした

eglotというlspのクライアントを使いたくてEmacs 26.1を入れた。なんかめっちゃ苦労した。辛いのでvscodeとかに脱出したくはあるが、慣れ親しんでいて完全脱出は無理かもしれない。

インストール

最初はEmacs 25.3/26.1 を EMP版で快適に使う - Qiitaを参考にEMP版を使おうと思ったのだけど、なぜか外部ディスプレイだとフォントが薄くなってしまう問題に遭遇し断念(ちなみに https://hatebu.me/entry/mojavefont はやっています)。仕方ないので Emacs-25.3/26.3(Mojave, Catalina, BigSur)/27.2/28.x にインラインパッチをあてて使う(macOS) - Qiita野良ビルドを参考にし、26.1のGoogle IME用のやつを利用してインストールした。

ビルド時になぜかlibxml2のヘッダファイルがないとか言われたが、これについては macOS Mojave にアップデートしたら stdio.h がないって言われた - Qiita のようにMojaveにアップデートしたばっかりだったからっぽかった。

popwinの問題

インストールしてみたところ、なぜかfind-fileで開くファイルが今いるバッファでなく別バッファになってしまったり、diredを開こうとするとpopupで開いてしまったりと謎現象が起こってしまった。

いろいろ調べてみると大分昔にEmacsでdisplay-buffer-functionというのがobsoleteになっていて、それに対して https://github.com/m2ym/popwin-el/issues/42 でpopwinが対応して、popwinの設定方法が変わっていたらしい。僕のpopwinの設定は昔のままになっていたため、何かおかしなことになっていたっぽい。

最終的に https://github.com/shibayu36/emacs/commit/f096b0ef2698b13a9afa75df588d40695e26b18e のように直したら直った。

乳幼児の身体の発達の仕組みを学ぶ - 「やさしく学ぶからだの発達」読んだ

自分の子供が身体の発達に苦労してまして(1才の時点でおすわりが出来ず、専門病院を勧められて通っている)、病院に行くにしてもその辺りの知識を前提として持っておきたいなと思い「やさしく学ぶからだの発達」という本を読んだ。

やさしく学ぶからだの発達

やさしく学ぶからだの発達

  • 作者:林万リ
  • 全国障害者問題研究会
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この本は横浜市総合リハビリテーションセンターの人たちが子供の身体発達について教えてくれる本である。どの時期にどういう動作ができた方が良くて、その動作が出来た方が良い理由はなぜで、その時期に気にする問題とその問題に対応する練習はどういうものがあるか、などといったことが時期ごとに書いてあるので非常に分かりやすかった。このような方式で書いてあるため、とりあえず自分がやっていきたいアクションというのも決めやすい。子供の身体の発達に悩んでいる人にはおすすめ。

この本の中で印象に残ったことは2点。

  • 3~4ヶ月の時期にうつ伏せ遊びをしておく
  • ハイハイ -> お座りの順で出来るようになったほうが良い

3~4ヶ月の時期にうつ伏せ遊びをしておく

この本によると、3~4ヶ月の時点でうつ伏せ遊びを多くしておくと体重を支えるための筋力やバランスの強化に繋がり、その後ハイハイやお座りにも良い効果を与えることが出来るようだ。これは知らなかったなと思った。

自分は「うつぶせに寝かせておくと突然死のリスクが高まる」という情報を心配しすぎて、寝ている間だけでなく起きている間もずっと仰向けにさせてしまっていたなと思った。これがもしかしたら今の発達の遅れに繋がっているかもしれない。もちろん寝ている最中にうつぶせにすることが突然死のリスクが高まることに繋がるのは確かなのでそのようなことはせずに、起きている時にうつ伏せにしながら一緒に遊んだら良かったなと思った。

うつ伏せ遊びを嫌がる子供についてはどうしたら良いかも本に書いてあったので、興味がある人は読むと良さそう。

ハイハイ -> お座りの順で出来るようになったほうが良い

この本には、本当はハイハイがちゃんと出来るようになって自分でお座りの姿勢になれるようになってから、お座りの姿勢をとらせる方が良いと書いてあった。ハイハイをたくさん行うと身体の発達に良く、おすわりの姿勢が取れるからといって親が勝手にお座りの姿勢を取らせてしまうと良くないということのようだ。お座りは子供が自分でその姿勢になれるようになってから、やらせる方が良いらしい。

確かにお座りの姿勢が取れるようになると、親は喜んでお座りの姿勢を取らせてしまうことが多そう。また、お座りグッズもいろいろと販売されている。しかしあまりこういうものに頼らない方が良いのだなと思った。

【蛇足】育児の情報について

この本とは直接は関係ない話で、僕が思っていることを一つ。

育児の本を探すと無数にある。ネットで記事を探しても無数にある。また一方が言っている主張ともう一方が言っている主張が完全に食い違っていることも多い。さてこのような時にどの情報を信じればよいのか。

僕はこのような時は、乳幼児に関連する学問をしている人や医者が科学的根拠に基づいて書いていそうな情報を参考にするようにしている。例えば今回であればリハビリテーションセンターの人が本を書いているし、昔ブログで紹介した育児で大切なことを学ぶため「子どもへのまなざし」を読んだ - $shibayu36->blog;の本も児童精神科医の人が書いている。

また信頼出来そうなメディアを探すのも大事。例えば僕だったらこそだてハックというメディアを多めに参照するようにしている。

育児の情報を探すと無限にあり、歩行器を使うといいとか、椅子にどんどん座らせろとか書いてあることも多いが、科学的根拠に基づくと実はそんなことをしてはいけなかったりする。このように素人が書いた情報や思い込みに基づいた情報に踊らされないように注意していきたい。

まとめ

今回は「やさしく学ぶからだの発達」を読んだ感想を書いた。子供の身体の発達に悩んでいる人にはなかなかおもしろいのでおすすめ。

育児関係の本だと、育児で大切なことを学ぶため「子どもへのまなざし」を読んだ - $shibayu36->blog;で紹介した本も面白いのでぜひこちらもどうぞ。