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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「羊と鋼の森」読んだ

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 2016年の本屋大賞に選ばれていた「羊と鋼の森」を読んだ。非常に面白かった。

 まず、ピアノの調律師という題材が、今まで読んだことがなかった。調律師について、どういう仕事なのかとか、どのような気持ちでその仕事をしているのかとか、そのようなものを読んでいて知ることが出来てよかった。

 また、個人的には文体が非常に綺麗で、そして比喩というか、選んでいるワードが非常にきれいで、そのおかげですぐに小説に入り込むことが出来た。タイトルの「羊と鋼の森」というのがその最たるものだろう。ピアノの内部をこのようなワードで表現されているのが非常にきれいで面白い。

 すぐに読める小説なのでおすすめです。