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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

オブジェクト指向入門 第7章〜第10章を読んだ

  • 「第7章 静的な構造:クラス」
  • 「第8章 実行時の構造:オブジェクト」
  • 「第9章 メモリ管理」
  • 「第10章 総称性」

を引き続き読んだ。これらの章はなんとなく重要そうなところをさらっと眺めるくらいで終わった。個人的にはオブジェクト指向を考える上ではクラス、オブジェクト、総称性については非常に重要で基礎は学んでおいたほうが良さそうで、とはいえ9章のメモリ管理は他のガベージコレクションの本を読んだほうが良いと思った。

ちなみに1~2年前にオブジェクト指向入門を読もうとした時(この時は断念してる)は、あんまりこれらの章をさらっと理解することは出来なかった。なぜ理解できなかったかというと、今までまともにやってきたのがPerlJavaScriptしかなく、静的型付け言語的なパラダイムをあまり理解していなかったためだった。

しかし少し前にScala入門記 - $shibayu36->blog;にあるように、Scalaの入門を軽くしたところ、大体理解できるようになっていた。やはり知識と実践は両輪という感じ。入門するとき、自分で作ってみたいものを作るのが一番だとは思うけど、もし何も思いつかない時はGitHub - hatena/Hatena-Intern-Exercise2015: はてなインターン参加者向けの事前課題ですの課題をやってみると非常にためになるのでおすすめ。PerlとJSとScala用ではあるけど、別の言語でも同じように実践できると思う。