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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「開眼! JavaScript」を読んだ

最近TypeScriptとかを利用して結構JSも触るようになったし、久しぶりにJSのことでも学ぼうと思い、JS界隈の人がよく名前を挙げていた「開眼! JavaScript」を読んだ。

この本はJSにおいて、オブジェクトやプリミティブ値、スコープなどをどのように扱っているかについて短い文章で教えてくれる。例えば

  • オブジェクト
  • this
  • スコープ
  • prototype

などが紹介されていて、まあJSで最初に躓きそうなところをさっと学べるので、別言語をやっていた人がJSを始めてすぐくらいに軽く読むのに最適な本という感じ。最近はAltJSとかを使っていると裏側の根本的な部分は隠されているので、この本に書かれている内容くらいは知っておくと良さそう。サイ本とかは非常に分厚くて800ページくらいあり読むのが大変なので、とりあえず1日くらいで読めるこの本を読んでおくと良いと思った。


個人的には、最初の方に書かれているJavaScriptのネイティブオブジェクトコンストラクタ(Number, String, Array等)と、プリミティブ型やリテラルがどのように関係しているかについて述べられているところが面白かった。それ以外は大体知っているところという感じだったけど、prototypeとかは忘れがちなので、復習になってよかった。