最近iphoneアプリ開発の基礎くらいは知っておきたいし、ちょっとくらいはアプリ開発も出来るようになりたいと思って、絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門 というのを読みました。
非常に良い本だと思いました。
- 「絶対に挫折しない」という名の通り、アプリの開発の流れが非常に簡単に説明されている
- ほとんどコードを書かずにアプリの開発の流れが大まかに俯瞰できる
- 何かを作りながら学ぶという姿勢が貫かれているのが良い
- 読み終わるまでにサンプルから簡単なアプリまで含め、20ほどプロジェクトを作る
- 実際に起動して試しながら学習していき、最終的には簡単なニュースリーダーアプリを作るというところまで
しかしこの本の難点として
- Objective-Cに関してはほとんど説明が無いので、この本だけだと足らない
- 詳解Objective-Cとかその他の本を読んだり、もう少し手を動かしてみないといけないなーということを思った
- デリゲートの概念で初心者はつまづきそう
- でもこの概念を理解しないとアプリ開発とか出来ないので難しいですね
といったことがありました。
難点はあるにせよ、学習をするときにはその学習の楽しさというのをまず知る必要があると思うので、そういう意味ではこの本は非常に良いと思いました。なので「他のプログラミングをやっているけど、iPhoneアプリも作ってみたいと思っている人」なら読んでみると良いかもしれません。
あとruby motionとかTitaniumとか出ている状態で、なぜObjective-Cを学び始めようと思ったかということについて。
これは結局社会人になると仕事の時間が大半を占めてしまって、趣味でプログラミングを勉強しようと思ってもなかなか身につかないということがあって、それだったらブログアプリとかその他のアプリがObjective-Cで書かれているんだからそっちを学んで業務に生かしていったほうが自分の知識も定着するだろうということでObjective-Cを勉強し始めるという感じでした。
今後は言語の学習などもしていきたいと思っていて、詳解Objective-Cを読んだりとかしたいです。あと同僚に教えてもらいながら簡単なアプリを作るみたいなこともやりたいと思っています。