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クラスター株式会社のソフトウェアエンジニアです。エンジニアリングや読書などについて書いています。

「高速スケーラブル検索エンジン ElasticSearch Server」読んだ

最近ElasticSearchを学んでいるので、入門のとっかかりとして読んだ。

原著は2012年の本なので、かなり古くなっていたが、ざっくりと何ができるか把握するのには便利。ただしそこで出てきたワードで検索かけて公式のドキュメントを見ると、けっこうな確率でこのAPIは古いのでこっち使ってくださいと書かれているので注意。あくまでざっくりどういうAPIがあるのかを知るために使うと良さそう。

本はそこまで厚くないけれど、けっこういろんな機能に言及するため、簡単に入門する感じにしたいなら「elasticsearch 入門」で検索に引っかかったものを上から見ていくほうが分かりやすかった。そのへんはまた今度まとめる。

とりあえずこの本を読んで、Kibanaのグラフがどうやってあのグラフ出してるのかなんとなく分かったので良かった。

3月に読んだ本

3月は調子悪かった気がする。ひたすらラノベ読んでる感じだった。

ブクログより

shiba_yu36の本棚 - 2015年03月 (27作品)
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「アニメを仕事に!」読んだ

SHIROBAKOを見ていて意識が高まっていったので読んだ。

この本はアニメの仕事の中で、制作進行という仕事にフォーカスを当てて、アニメの制作はどのような仕事があるかを教えてくれる本。SHIROBAKOでやっていた内容が文章化されて頭に入ってくるので良い。

本書で説明に使われている以下の動画が非常に良い。リトルウィッチアカデミアの制作がどのように進むのかがわかるので興味がある人は見てみると良さそう。
www.youtube.com


さて、アニメの仕事はわかったのはいいのだけど、この本の中で非常に気になる言葉があった。

新人の制作進行の給料は会社によって違いますが、13万円〜18万円です。しかしこれは額面上の金額。

3年後の業界滞在率は10%~20%といわれています

日本はせっかく良いアニメが大量に生産されているというのに、それに対しての報酬が少なすぎる。報酬が少ないということはおそらくビジネス的には良いモデルを作れていないことなんだろうなと思った。何とかなってほしい。

アニメの収益源ってなんだろうって調べてみたら以下の記事を発見した。
ascii.jp

これ見てみると、ビデオの5年前だとビデオの収益が最も多いことが分かる。結局はDVD販売みたいなのが一番の比率になっているの見るとけっこう厳しそう。新しいモデルがあると良いのだけどと思った。以前タイバニを見てたときに、アニメ自体がCMになっているというのを見たけど、ああいうのはどのくらいの収益を上げているのだろうとか気になった。


とにかくアニメが作られ続けるためにも何とかなってくれと思った本だった。